学校やバイト、仕事先にバレたくない!自然に見えるウィッグを選ぶポイントと方法は?
「ウィッグを付けると見た目が不自然になるのが心配」そんな方は少なくありません。ウィイッグは見た目の自然さが最優先事項だからこそ、ウィッグ選びの際にいくつか押さえておきたいポイントがあります。医療用ウィッグを選ぶ際にはどのような部分を見るべきなのか、購入前に確認しておきたいポイントはこちらです。
ウィッグの見た目の自然さは重要!
ウィッグを購入する際にはまず、見た目の自然さを重要視して選びましょう。普段から身に付けるものだからこそ、見た目に違和感があると付けている自分も気になってしまいます。ウィッグの見た目の自然さは、ツヤや光沢がポイントです。
ウィッグの毛質があまりにもツヤツヤしすぎているとウィッグ感があるので注意しないといけません。ツヤを軽減するためには人工毛ウィッグを選ぶのがベストです。
人工毛の場合、本当の人間の髪の毛を使って作られているため見た目が自然に仕上がっています。ただし、人工毛は絡まりやすいという難点があるので、扱いやすさと見た目のバランスを考える必要はあるでしょう。
自然に見えるウィッグのポイントの2つ目は頭頂部です。ウィッグによっては頭皮が明らかに作られている不自然な商品も少なくありません。電車に座ったときなど、頭の上を見られるタイミングも多いからこそ、頭頂部が自然に仕上がっているかどうかはウィッグの仕上がりを大きく左右するといえるでしょう。
人工頭皮を利用しているウィッグの場合、毛の流れが多方向になっていたり、分け目を変えたりできる自由度の高い構造をしているタイプもあるので、自然な仕上がりを意識したい方は頭皮の部分もチェックしてみてください。
つけ心地も意識して選ぼう
見た目の自然さも重要ですが、ウィッグは長時間つけるアイテムだからこそ付け心地も意識して選びましょう。付け心地を左右するポイントは、通気性とフィット感の2つです。
付けたときに付け心地がしっくり来るかどうか、実際に試着をしてみないと分かりづらいため、医療用ウィッグを選ぶときにはできれば実際に試着できる商品を選ぶとよいでしょう。また頭を動かしたときにズレが気にならないように、しっかり密着する構造のウィッグを選ぶことも大切です。
ウィッグは意外と蒸れやすいので、通気性の部分も気にしている商品を選びましょう。夏場はとくに通気性が損なわれている商品を被り続けていると、頭皮に熱が籠もってしまい、においがきつくなる可能性があります。通気性のよさは快適さに直結しているといっても過言ではないため、しっかりチェックしてみてください。
長時間つけるうえでもう一つ考えておきたいのが、ウィッグの重量です。ウィッグが重いと長時間つけていればいるほど負担になり、肩こりや頭痛の原因につながります。見た目がよくてもストレスがかかる状態は体にとってよくありません。
見た目のよさと合わせて商品がどのくらいの重さなのか確認しておくことも大切です。とくにロングヘアースタイルの場合、商品によって数百グラムの差が出る場合もあります。長時間つけるからこそ、ウィッグ本体の重さも考えておくとよいでしょう。
自然に見せるコツはある?
医療用ウィッグを自然に見せるためには、いくつかコツがあります。1つめはシャンプーをすることです。ウィッグ用のシャンプーを使って何度か洗うと、表面の余分なコーティングが剥がれ、ツヤを軽減できるのでおすすめです。
ツヤツヤとしたウィッグを自然な仕上がりにしたい場合はとくに、ウィッグ用シャンプーで何度か洗ってから装着するとよいでしょう。洗った後は必ず丁寧に乾かすなどケアすることも忘れてはいけません。
2つめは直接コーティングを剥がす方法です。こちらはウィッグをタオルでゴシゴシと擦るだけでよいので、手軽に不自然なツヤを落とせます。ただしこちらはシャンプーと違ってファイバーを傷つけてしまい、絡まりやすくなる可能性が高いため注意が必要です。
ウィッグのツヤを落としたり自然に見せたりする方法としてはほかにも、ベビーパウダーや制汗剤をウィッグに万遍なく付けてツヤを抑える方法や、柔軟剤を使って選択する方法などがあるため、自分に合っている方法を試すとよいでしょう。
スタイリング時に自然に見せる方法として、マット系のスタイリング剤を使う方法もあります。こちらの場合ベビーパウダーをウィッグに付けてから行うと、より自然な仕上がりになるでしょう。このようにすでに持っているウィッグのお手入れをするだけでも自然に見せる方法はあるので、自分に合った方法を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ナチュラルな医療用ウィッグを選ぶためにはこのようにいくつかのコツがあります。決して安くはない買い物だからこそ、後悔のないアイテムを選ぶことが大切です。今持っているウィッグもお手入れや使い方次第では自然な仕上がりになるので、すでに医療用ウィッグを持っている方はぜひチャレンジしてみてください。