ウィッグをつけたまま温泉に入れる?旅行へ行くときの注意点とは

公開日:2022/09/01  最終更新日:2023/02/03

友たちと温泉に行きたいけど、ウィッグをつけたまま入っても大丈夫なの?と、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。ほかの人と一緒に温泉や銭湯に入る習慣のある日本ならではの悩みといえます。こちらでは、ウィッグをつけて温泉や旅行に行くときの注意点を解説します。楽しい時間を過ごすための参考にしていただければ幸いです。

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ウィッグを着用したままお風呂に入るのはNG?

基本的に、ウィッグをつけたままお風呂に入ることは可能です。毎日というわけではなく、たまに温泉に行ったときや、旅行に行って大浴場で入浴するときに、ウィッグをつけたまま入る程度なら、問題はないでしょう。

しかし、その際はいくつかの注意点があります。お出かけ前に、ぜひチェックしてみてください。

ウィッグをつけたままの入浴は人工毛かミックス毛がおすすめ

人毛100%のウィッグは、湿気によってうねりがちです。着用したまま入浴するには、人工毛や、人毛と人工毛を混ぜて作られたミックス毛のウィッグをおすすめします。普段、人毛100%のウィッグをつけている方で、温泉や旅行に出かける機会の多い方は、替えのウィッグを用意しておくと便利かもしれません。

出かける前に替えてもよいうえ、車でのお出かけで荷物に制限がなければ、持参しておいて入浴する前に替えてもよいでしょう。実際、温泉や旅行に出かけるときに、替えのウィッグを使用する方も多く見受けられます。

シャンプーは控えたほうが賢明

ウィッグをつけたままでの入浴は可能ですが、その際、シャンウーは控えたほうがよいでしょう。その後のお手入れが大変になり、頭皮についたシャンプーをきれいに洗い流すことが難しいからです。ひとつに結んだり、タオルを巻いたりして工夫をしましょう。

入浴後はウィッグと地肌のお手入れを忘れずに

入浴後は、ウィッグのお手入れを忘れないようにしましょう。同時に地肌もきれいに拭くことで、さっぱりします。

温泉施設でウィッグを洗うのは難しい

ウィッグをつけたままの入浴は可能ですが、温泉施設や旅行先の大浴場などでウィッグを洗うのは難しいでしょう。着用したままで地毛と同じようにシャンプーをし、きれいに洗い流そうとすると、絡まってしまうからです。その後の処理に手間がかかるだけではなく、劣化を早める原因にもつながってしまいます。

また、うまく洗い流せずに、シャンプーの成分が地肌に残ってしまうこともあり、地肌にもよくありません。見た目にも、濡れて毛が束になることでネットが見えてしまうという問題が出てきます。ウィッグであることを知られたくない場合は、この点も重要なのではないでしょうか。

なるべく濡らさないように注意をしいろいろな工夫をすることで、見た目も自然で入浴後のお手入れも楽になります。ちょっとした工夫を紹介するので、参考にしてください。

濡れた手ぐしで自然さを演出

ウィッグを濡らさないようにすることは大切ですが、まったく濡れていないというのも不自然に見えてしまうかもしれません。とくに、襟足部分が地毛の場合、襟足部分は汗をかいて濡れているのに、頭頂部はまったく濡れていないという、アンバランスな感じになってしまいます。そんなときは、手の指を少し濡らし、手ぐしを数回通すことで、毛束にならずに自然に湿った髪を演出できます。

ウィッグの上からタオルを巻く

ウィッグがロングヘアの場合、結んで入浴することになるでしょう。結ぶのが面倒な方は、ウィッグの上からタオルを巻くと楽です。タオルを巻いてしまえば、髪が濡れていても乾いていても関係ないので、ショートの方にもおすすめの方法です。

その際、前髪や横の髪を少しだけ出して、毛先を濡れた手ぐしで湿らせておくと、さらに自然に見えます。女性の場合、タオルの代わりにシャワーキャップを使用する方法もありますが、蒸れやすいので注意が必要です。シャワーキャップを使用する場合は、あらかじめウィッグと地肌の間にガーゼなどをしのばせておいてもよいでしょう。

入浴後のウィッグのお手入れ方法

ウィッグをつけたままで入浴した後は、お手入れを忘れないようにしましょう。まず、内側をきれいに拭いておきます。乾いたタオルやノンアルコールの除菌シートを使うとよいでしょう。濡れた部分は、ドライヤーでやさしく乾かします。

ウィッグは普段シャンプーして流すというお手入れを行うので、濡れること自体は問題ありません。その後のお手入れが重要なのです。入浴後にきちんとお手入れをしておかないと、においが気になったり、劣化を早める原因につながったりするので注意が必要です。

ウィッグだけではなく、ご自身のアフターケアもしましょう。宿泊する場合は、可能であれば部屋の洗面台で地肌を洗うとすっきりします。洗えない場合は、濡れたタオルで拭いてから乾かしたウィッグを着用しましょう。替えのウィッグで入浴した場合は、このタイミングで替えておくことをおすすめします。

まとめ

ウィッグをつけたままの入浴は、最初は何かと不安もあるかともしれません。しかし、ウィッグの素材を確認し、入浴後のウィッグやご自身の地肌のお手入れさえきちんとすれば問題はないでしょう。

ご自身でいろいろ工夫をしていくうちに、ウィッグをつけたままスムーズに入浴するコツやアイディアが新たに見つかるかもしれません。そうすれば、行動範囲もぐっと広がることでしょう。ぜひ、温泉や旅行を楽しんでください。

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